八戸聖ウルスラ学院幼稚園のお友達、いつものように、検温・手指消毒をしていざ！！お部屋へ！！！

朝は、”おしごと”の時間ですので静かなお部屋ではあるのですが、長いお休みの後は、ちょっぴりお家が恋しくなるようで・・・

「ママが　いいの～」

「帰りたいよ～」

でも、大丈夫です。　周りのお友達の声掛けと、先生の優しさでいつの間にか園の心地よさを思い出す事でしょう。

先日、１番目お兄さんの優しさを感じる出来事が・・・

お外遊びに出て来た２番目お姉さん二人、お砂場セットにある唯一のピンクのシャベルを巡って小さな争いがありました。

素早くお目当てのシャベルを手にした２番目お姉さん。後から来たお友達、何か言いながら手を伸ばしていましたが、さきにピンクシャベルを手にしたお友達は、貸してくれない様子・・・

お手伝いに行こうか、迷っていた時、一番目（年長児）お兄さんがやって来て、借りられなかったお友達の頭をそっと撫で、ピンクシャベルを手にしたお友達にも何かを囁きました。

しょんぼりしていたお友達も、「頭なでなで」で、気持ちが落ち着いたのでしょう。すっと別の遊びに移ることが出来ました。

そして、間に入ってくれた１番目お兄さんも何事もなかったように自分の遊びへと去っていったのでした。

この１番目お兄さん、昨年度まではお兄さんが在園していて困った事があったらお兄さんを自然と頼っていました。進級してしばらくは寂しそうな表情でしたが、いつの間にか、『困っている子に手を差し伸べられる』心に、育っていたのですね。

神様のお導きに感謝したひと時でした。