毎年、八戸聖ウルスラ学院高等学校では「服のチカラプロジェクト」を実施しています。これは「着なくなった子供服を回収し、難民の方々、避難民の方々など、本当に服を必要としている子ども達にユニクロ・GUが届けて下さる」プロジェクトです。
幼稚園の子ども達にも「お会いしたことはないけれど、困っている方々に思いを馳せ、自分もお役に立てる」機会と捉え、お知らせを配布し、お洋服を募っております。

トップ画面は、集まっているお洋服です。　あるお友達のお話なのですが、お知らせを見てお家の方が「お洋服を必要としている人」のお話をしたそうです。
いつになく真剣な表情で聞いていたそのお友達は、お家の方と早速タンスを探り、袋に入れ、翌日持って来て下さいました。

さて、園から帰ってきたそのお友達、また、タンスを見ているので「寒くて衣類を探しているのかな？」と、お家の方は思ったのだそうです。ところが、なんと差し上げるお洋服を探していたのだそうです。「これは、まだこれから着るからね～」と、なんとか押し留め、１枚を選んで持ってきて下さいました。

誰かのために、自分の持っている力を差し出す・・・ウルスラ学院の建学の精神そのものの活動ですね。

これからも協力していきたいと思います。

また、「赤い羽根共同募金」にも今年は多くの募金が寄せられています。　金額ではなく、「何かしらのお手伝いをして得たお金を誰かのために・・・」そのお気持ちが嬉しいですね。