お知らせ
積み重ね
本日5月8日は「八戸聖ウルスラ学院 マリア祭」です。 幼稚園を代表して、1番目(年長児)もそのマリア祭に参加致します。 世界中の人々の母であるマリア様に感謝のお心を捧げするひと時です。
ホームページでもご紹介している通り、八戸聖ウルスラ学院幼稚園は「モンテッソーリ教育」を主軸に日々の保育にあたっております。モンテッソーリの教具を揃えることだけが「モンテッソーリ教育」ではなく、日々の生活そのものをモンテッソーリ教育と考え、環境を整えています。
トップ画面は、そのモンテッソーリ教育の積み重ねがふと垣間見えたシーンです。 この日は室内遊びとなった日でした。 鬼ごっこや長縄跳びに挑戦する子ども達は、「暑~い!!」と、スモックやセーターを脱ぎ始めます。
始めのうちはスモックもセーターも裏返しを直せず、ただ積み重ねていたのですが、「こうやって畳むと・・・ほら! 自分のお名前がみえるでしょ? 誰のお洋服か分かり易くなるのよ」 そのうち、脱いで畳んだスモックの上に同じように畳んだセーターを載せ、きれいに並べるようになりました。 鬼ごっこの真っ最中で切羽詰まった状態の子は、「脱ぎ捨て」になりがちなのですが、呼び止めて一緒に畳みます。
上記お写真の時は、園長先生もその場にいて、一緒に畳み、「うわぁ!きれいに並んでいるね~」と、お友達と眺めた場面です。 子どもは、秩序立てて並んでいる状態が安心するのです。
上手に出来ない時・うっかりぐちゃぐちゃになってしまう時・・・でも、「整った様子」を体験していれば、「あっなんだか違う」と、軌道修正も出来ます。 靴を並べる、縦横を揃える、ちょっとした心地よさを伝え、モンテッソーリ的生活を大切にしていきたいと思います。
下はきれいに衣類を畳んだ後、汗を光らせて遊ぶお友達です!!