お知らせ
おしごとあれこれ
先日「学校関係者評価委員」の皆様による「保育参観日」が行われました。 朝の「おしごと」に取り組んでいる姿・大切にしている「お祈りの時間」をご覧頂きました。
2歳児一時預かり「つぼみ組」・満三歳児クラス「ふたば組」。そして縦割り編成の「かっこう組」「うぐいす組」「かなりや組」、全てのクラスを近隣の小学校校長先生はじめ教頭先生、保護者代表の方々、ウルスラ学院評議員の方・・・様々な立場の皆様にお出で頂き、ご指導を頂戴しました。
子ども達は「おはようございます」とご挨拶した後は、いつものように自分のしたいお仕事を選び、取り組んでいましたが、ある教頭先生が「今までお邪魔した学校では”誰なの?何してるの?”と、うわぁ~っと子ども達が集まってくるのですが、ここでは(ウルスラ幼稚園)「そうしないように」お話しているんですか?」との質問を頂きました。
そういえば・・・見学のご家族をお連れした時も、ご挨拶はするけれど集まってくることはないな・・・わかりました!! 「たぶん、自分で選んだおしごとの方に気持ちが向いているからではないでしょうか? 子供達には”お客様の方にはいかないように!”といったお話はしたことが無いので・・・」と、お答えしました。
「やってみたい」「挑戦したい」と自ら選んだおしごとは、上手く出来ない時もあるけれど、何度も挑戦し、「出来た!!」時の喜びはみんなにアピールする事無く、一人でかみしめている事も多いものです。 普段はどこに先生がいるか分からないようにしているけれど、「出来た…」の時、「○○のところ難しいけど出来たね」と寄り添ってくれる担任の存在はとても大きいのです。
そういった環境を整え、祈りと共に、大きいお友達が小さい子を気遣う生活を通して、心と身体を丁寧に育てるモンテッソーリ教育の一端をご覧頂きました。
頂いた貴重なご意見を、これからの子ども達のために活かして参ります。