雨が降るたびに、季節が進みますね。それでも陽射しがあれば外遊びが楽しい八戸聖ウルスラ学院幼稚園です。

今年はいち早くイチョウの葉っぱが散ってしまい、残っているのは赤いモミジの葉っぱです。色づきが良くなり、大人でもつい拾い集めたくなる美しさです。　幼稚園のお友達も同じように感じるのでしょう。　１番目（年長児）お友達を中心に”お土産”にし始めています。
その”お土産作り”で可愛らしい一場面がありました！

３番目（年少児）お友達が担任の先生からビニール袋を頂き、早速モミジの葉っぱを集め始めました。　ざっくりとモミジの葉っぱをつかみ取り、ビニール袋に詰め込んでいきます。その側では、１番目（年長児）お友達が一枚ずつ吟味し、お目に叶った一枚をビニール袋にそっと入れていました。

３番目（年少児）さんは、まるで「綿あめの袋？」と感じてしまうようなパンパンな袋になり、１番目（年長児）さんの袋には数枚のモミジの葉っぱが入ったぺったんこな袋・・・袋の形状にその子達のお気持ちが見て取れました。　　「たくさんお家の人にあげたい。見せたい」そして「きれいな一枚を見せたい。宝物にしたい」どちらのお気持ちにもご家族への思いが溢れ、思わず頬が緩みます。

「幸せってこういう事なのだな～　神様、ささやかな幸せを感じさせてくださってありがとうございます」と、思わず心の中で祈ったひと時でした。